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【ポケモンSV】自分のことをバドホウオウナットだと思い込んでいる一般ポケモン構築

みなさんこんにちは、ぞうさんです

前回の記事 でのハバタクカミを使ってみて黒バド感がすごかったので「じゃあホウオウとナット見つけてくればバドホウオウナットじゃん」って思いつきました
思いついてしまったからには仕方ないので書いていきます

元凶となった前回の記事はこちら

前回とは違い完全なネタ構築ですが、生温かい目で見ていただけると幸いです…

構築経緯

みなさんはバドホウオウナットという並びをご存じでしょうか

ポケモン剣盾禁伝2体環境で猛威を振るい、ホウオウとナットレイという高耐久のポケモンでサイクルをしながら裏にいる黒バドで上から殴る。
スカーフを巻き高い素早さで上から制圧する黒バド、聖なる炎やけどや自己再生で粘りながらダメージレースを優位に進めるホウオウ、一般ポケモンながらゾンビのように倒れないナットレイ。
あの頃のそんな強いサイクルが今SVでできたら強いに違いありません

これは、バドホウオウナットに甘やかされて育った私がバブりながらあの頃の幻影を追いかけるお話です。

それでは、それぞれの代替ポケモンをなんで選んだのかを書いていきたいと思います。

黒バド

言わずもがな、ハバタクカミですね。
こいつがいなければこのネタは始まりませんでした。

ナットレイ

次にナットレイの枠を考えました。

最初はトロピウスを考えたのですが、パラドックスポケモンを相手にトロピウスが蹂躙されてナットレイの代わりを務められない気がしたため、以下2体をベースに考えることにしました

  • キノガッサ(特性: ポイズンヒール)
  • ユキノオー(特性: ゆきふらし)

この2体であれば、ホウオウ候補との相性次第で割と害悪な動きができてナットレイ感がでそうです。

技構成について宿り木・守る・身代わりは基本確定しているため、そうなると攻撃技は1つだけとなります。
そうなるとユキノオーは吹雪、キノガッサは今回地ならしを採用するよりもマッハパンチを採用したほうが対応できる範囲が保てそうなため、仮で技構成を決めました。

そしてこの時点でナットレイ枠にとってサーフゴーがどうにもならない相手になったため、ホウオウ枠での対策が必須となります。

ホウオウ

最後にホウオウ枠です。

まず、特性「再生力」を持っているポケモンを採用しようとしたのですが、再生力もちのポケモンに炎タイプがそもそもいませんでした…
さすがに炎タイプがないウッウ以外のポケモンをホウオウと認めるわけにはいかないため、高速回復技をもちつつある程度耐久をしていけるポケモンを選定しないといけません。

そうなったときに、パルデア地方にいる炎・飛行タイプのポケモンはこの4体しかいません

  • ヒノヤコマ
  • ファイアロー
  • オドリドリ(めらめら)
  • リザードン※出禁

この中からホウオウ候補を考えていくのですが、ナットレイ候補の2体から考えたときにホウオウ枠のポケモンは特殊受けがある程度できないといけません。
特にサーフゴーが来る時のことを考えると、ゴツゴツメットを持っている可能性もあり、悪だくみを積んでくる可能性もあります。

そうなると、特殊で殴れて最強の積み技「蝶の舞」を覚えるオドリドリが有力になってきそうです。
しかも無事ポケモンのスペック的に技スペースに余裕がない関係上、雪天候ターン管理ができそうにないためナットレイ枠はキノガッサにした方がよさそうです。

というかこの構築、テツノドクガにどうやって勝つんでしょうね

こうしてできたバドホウオウナットの3体に、テツノドクガ来るな用カイリューと、テツノツツミもテツノドクガも来るな用テツノカイナと、テツノドクガ来るな用ラウドボーンを添えて、構築完成です

選出

ハバタクカミ・キノガッサ・オドリドリ以外はコンセプト外の見せポケのため、誰を最初に出すかを考えるだけです

個体解説

ハバタクカミ

特性こだいかっせい
性格ひかえめ(C↑A↓)
もちものこだわりスカーフ
テラスタルフェアリー
実数値H: 131(4)
A: ‪✕‬
B: 103(220)
C: 191(148)
D: 156(4)
S: 172(132)
技構成ムーンフォース
シャドーボール
マジカルフレイム
サイコショック

黒バドです、今回この子は誰がなんと言おうが黒バドとして扱います

他ポケモンが火力皆無な関係で、臆病だと微妙に火力不足に悩まされたため控えめ

耐久はあくまで事故防止レベルだから受け出すことはできないので、サイクルで負荷を掛けたあとにガッサかオドリドリどちらか1匹を生贄にして召喚することになる

ルカリオの珠バレパンを耐えたときはびっくりしました、こいつBに振るとこんなに耐えられるようになるんですね

オドリドリ(めらめら)

特性おどりこ
性格おだやか(D↑A↓)
もちものあつぞこブーツ
テラスタル
実数値H: 182(252)
A: ‪✕‬
B: 90
C: 118
D: 134(252)
S: 114(4)
技構成めざめるダンス
エアスラッシュ
はねやすめ
ちょうのまい

特殊受けホウオウ、ジバコイル・ロトム・稀にいるパワージェムサーフゴー対策で鋼テラス
毒を無効にできるものの格闘・地面技が抜群になることが結構きつかったので、草・電気技はナットレイ枠に押し付ける形で水テラスとかでもよかった気がする

テツノドクガが結局ブーストエナジーを考えるとどうにもならないため、最速ドクガを1舞で上取れるようにSを振ってもいいかもしれない

基本的な動きは蝶舞→羽休めorめざめるダンス
特性がマイナーすぎて炎の舞をされる可能性もあるため、テツノドクガ対面でテラスを切るのはワンテンポ遅らせて蝶舞を積むのが吉

Sに4振ることで1舞すると最速ガブを抜けるため、ガブのHPが半分ほど削れていた場合は対面鋼テラス蝶舞からのめざめるダンスで倒せる可能性あり
※85 ~ 102 (46.5 ~ 55.8%) 乱数2発 : 69.14%

サーフゴーもパワージェムを持っていなければ有利なので、1回ガッサに引くか鋼テラスで対応が安全でした

蝶舞を積むチャンスはそこそこあるものの積まないとそもそも火力が低いため、その間に急所だ麻痺だと散々な突破のされ方をしまくった

ポテンシャル自体は感じるポケモン、積み技使うのが下手だったので調整含めてリベンジしたい

キノガッサ

特性ポイズンヒール
性格わんぱく(B↑C↓)
もちものどくどくだま
テラスタル切らないのでなんでも
実数値H: 161(204)
A: 150
B: 134(172)
C: ‪✕‬
D: 80
S: 107(132)
技構成マッハパンチ
まもる
みがわり
やどりぎのたね

初めて使ったポイヒガッサ、強かったです

性格・努力値は以前読んだどこかの構築記事のものですが、この貧弱構築でサイクルがしたいならSに振ってる分はBDに振り分けてもいいかもしれない

こいつにテラスを切る盤面になったときは大体負けてたのと、勝ったときもテラスじゃなくて裏に引くでよかったパターンばかりだったので、テラスを切らない前提でいた方が良さそうでした

普通の構築に入れるんだったら氷・飛行・フェアリーあたりの弱点を隠せる鋼テラスとかにしてあげた方が良
今回は対応範囲が窮屈な構築なのでマッハパンチを採用しましたが、普通に使うなら岩封とか地ならしの方が安定すると思います、特にサーフゴーに何もできないのはまずいです…

総括

動かす前から知ってたことですが、受け対策をしていない相手以外と戦えることがほとんどないレベルで弱いです

サイクルをしたい構築なのに引き先がなく不利対面で起点にならないように切る対面構築っぽい動きしかできなかったので、そこが主な原因になっていそうな気がします…

あとジバコイル・キラフロル・最速ブーストエナジー型トドロクツキあたりがどうにもならないレベルで重かった…

ただ、意外とオドリドリがHDに振ることでサーフゴーと打ち合える性能を持っていることがわかったので、何かに使える可能性もあるかもしれません
ウルガモスやテツノドクガの舞う系の技を縛れるのも強いですしね

ナットレイ枠で現状重いポケモンが多少カバーできるようになれば戦える可能性もあるので、トロピウス構築同様に可能性を模索していきたいです

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